この度技術評論社様から、「パワーポイント スライドデザインのセオリー」という著書を出版することになり、めでたく発売に至ることができました!
スライドデザインがなかなかうまくいかない、あるいはもっとわかりやすいスライドを作りたいといった方々に向けた内容になっており、初心者の方からある程度PowerPointを使っている方まで、幅広く楽しめる一冊に仕上がったと思います。
「あれ? ちょっと著者名違うし」という感じなのですが、藤田尚俊はこのサイトの管理人と同一人物です 笑 活動名の違いによるものです。
Webサイトだと情報を得るのに行ったり来たりしなければなりませんが、この書籍には基本がすべて詰まっていますので、まとめて学習したい方にはおすすめです。また、サイトには掲載していない内容も盛り込まれていますので、機会があればぜひご覧ください!
内容紹介
Chapter 1: 見やすいスライドとは
最初に、見やすいスライドとは何かを簡単にまとめています。わかりやすくするためのポイントやわかりにくくなる例を理解しておくことにより、以降の内容をより効率的に学ぶことができます。
Chapter 2: わかりやすいスライドを効率よく作る準備
パワーポイントには、作業を効率化するための様々な機能が用意されています。良いスライドを作るためには、事前知識・準備が大切になってきますので、この章でまとめています。
Chapter 3: スライドデザインのセオリー
デザインの一部であるレイアウトは、基礎を学ぶことで誰にでもできるようになります。意味のあるデザインをするために重要となる原則を5つにわけて、パワーポイントの機能と連動させ名がら解説しています。
Chapter4: テキストデザインのセオリー
スライドにはたくさんのテキスト情報が記載されます。この章では、パワーポイントでテキストを扱う上での指針と、自在にコントロールするための機能解説を行っています。
Chapter5: 箇条書きのセオリー
パワーポイントで最もよく使われるスライドのタイプ、箇条書きは、少し調整するだけで驚くほど見やすく、美しく仕上げることができます。この章では、その具体的な手順や、箇条書きを使うときの心構えなどをまとめています。
Chapter6: レイアウトのセオリー
パワーポイントの神髄に位置するスライドマスターとレイアウトは、スライドの一貫性・作業の効率化・柔軟性の向上を一手に引き受けています。一般の方がほとんど触ることのない、しかし扱えるべきスライドマスター周辺について、詳しく解説しています。
Chapter7: 図やグラフのセオリー
図やグラフは、一定のルールを設けることで全体の印象を統一したり、あるいはわかりやすさを向上させたりすることができます。この章では、図やグラフの扱い方や、押さえておくべきポイント、あるいは印象的なわかりやすいグラフを作るためのノウハウをまとめています。
Chapter8: ケーススタディ
具体的な悪い例を挙げ、実際にそれをどのように改善すべきかをBefore/After形式で掲載しています。Chapter7までの知識を使って、自分だったらどのように改善するかを考えながら読むと効果的です。
Chapter9: すぐに利用できるテンプレート・アイコン集
このサイトで公開しているテンプレートやアイコンの紹介です。
謝辞
本の出版は初めてでしたので、いろいろわからないところがありながらも、楽しく執筆活動を行うことができました。無事発売まで至れたのも、編集、デザイナーの方、および関係するすべての方々のおかげです。ありがとうございました。
また、このような機会が得られたのも、Webサイトを訪れてくれる皆様のおかげです。改めて、深くお礼申し上げます。