しっかりと落ち着いた雰囲気の中に、影の使い方がアクセントとして添えられたテンプレート、Procyon(プロキオン)です。
これまでで一番作成時間が長く、その分いい出来に仕上がったのではないかと思います。スライド数も45あり、少しのカスタマイズでさまざまなシチュエーションに対応できるのではないでしょうか。
もともとFomalhautのような、全面フラットかつ特徴をあまりださないシンプルなものに仕上げようと思って作成をスタートしたのですが、背景を作成している段階でイメージが変わり、最終的に立体的に見えるデザインで落ち着きました。それでも全体的にデザインの側が主張しないので、汎用性の高いものになったのではないかなーと自分では考えています。
フォントについて
これまでと異なり、今回は新しいフォントは使用していません。タイトルにBebas Neue Family、本文にRobotoという、フリーフォントの王道2種を使用しています。
いずれのフォントも可読性が高く、場面を選ばない美しいフォントですので、デザイン全体をどっしり落ち着かせてくれています。
Bebas Neueは、LightとRegularの2種類のウェイトを使用しました。
Robotoについては、Lightのみ使用しています。
両者ともAlnairで採用したフォントと同じですが、背景の違いなどからまったく違う雰囲気になりますね。
カラーバリエーション
今回は色も4種類用意してみました。青以外は微妙かもなぁと思いながら作ったら、意外にどの色もいい味出していると思います。
このテンプレートは、背景に比較的濃い色を採用していますので、テンプレート内で使用している色意外は使わないほうが懸命です。同系色ならばまだましですが、全然違う色を入れた瞬間に、雰囲気がぶっこわれます 笑
また、Lapis LazuliやEmeraldのテーマの中で画像を使う場合、色の温度を落とすとなじみやすくなります。
アクセントカラー以外は、ホワイトとブラック、およびその透過性の変化で補うのがよいと思います。
使用した画像のライセンスについて
動画とサンプルに使用した画像のほとんどは、CC BYライセンスが適用されています。PowerPointのプレースホルダを利用して、Cropしています。
スライド番号 | 著作者名 |
---|---|
4 | Angelo DeSantis |
9 | logo instant |
10 | Top: Little Larry, Bottom: Nicolas Raymond |
12 | #1: Lies Thru a Lens, #3: Juanedc.com, #4: Catrine Håland |
13 | Barcelona · Three Looks |
15 | tec_estromberg |
16 | Angelo DeSantis |
17 | Tony V |
21 | Boudewijn Berends |
22 | tec_estromberg |
29 | Angelo DeSantis |
30 | John Morgan |
32 | Nicolas Raymond |
33 | Kristina Ruth |
35 | tec_estromberg |
36 | Left: Daniel Zedda, Right: Paxson Woelber |
42 | Digital Markketing |
46 | Angelo DeSantis |